空間と文脈のあいだに、その場所だけの物語を描く。
Stories shaped by place, between space and context.

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NS by NOUSAKU “Ribbon series” 
(永山祐子建築設計での担当作)


2023.13-2024.11



富山県高岡市で1916年に創業した鋳物メーカー、能作。佛具や酒器の製造をメインとする彼らが、長年扱ってきた錫素材の可能性を探求したジュエリーブランドを新たにローンチした。
私たちはブランドディレクション及び1stコレクションのデザインを行った。

錫には貴金属にはない魅力がある。熱伝導性が高く体温に馴染み、比重が軽いため大ぶりのジュエリーも気軽に身に着けられる。経年によって白い被膜ができることで、柔らかく上品な光沢感が生まれる。
97%の錫に3%の金を配合した合金(Tin-Gold)とすることで、錫の魅力を活かした繊細な形状を保つことに成功した。これは歴史のある能作だからこそできる試行錯誤であった。

1stコレクションのリボンは、錫の魅力を引き出すデザインを目指した。
しなやかに体に巻きつく曲線的なフォルムは、断面形状を3Dで検討を重ねてつくりだした。
シチュエーションや気分によって、パーツごとの組合せを変えられることで、ファッションの楽しみが増えると考えた。
国産のアコヤから選んだパールは、優しい桃色の輝きが錫の質感と共鳴する。

ジュエリーは、肌に触れる彫刻として、光や質感を人に添えてくれるものである。しなやかに形を変える錫素材は、ジュエリーという概念を柔らかくほぐすものになるのかもしれない。

NS by NOUSAKU “Ribbon series”
2023.12-2024.11
Jewelry for NOUSAKU
Website : https://www.ns-by-nousaku.com/view/page/collection
Material : Tin-Gold (Tin 97%, Gold 3%)

Model : LISEI, GENDAI
Styling : Sumire Hayakawa
Hair & Makeup : Yoko Hirakawa
Art Direction & Graphic Design : Asuka Wakida
Graphic Design : Hiyori Yamaguchi, Aya Sekine
Copywriting : Takahiro Sumita
Videography : Yuri Iwatsuki
Music : Nanami Sato
Motion Graphic Design : Zin Nagao
Brand Producer : Chiharu Nousaku

Photo : TOKI



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